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令和3年(2021年)6月10日(木) / 「日医君」だより / プレスリリース
総論(新型コロナワクチン接種について)
https://www.med.or.jp/nichiionline/article/010082.html
https://www.youtube.com/watch?v=bjb5r3D6LCE
ワクチンの接種体制に関して、全国の好事例から、1.三重県志摩医師会、2.愛媛県伊予医師会―における取り組みを、以下のとおり紹介した。
1.志摩市では医療機関が少ないため集団接種のみを実施しており、あらかじめはがきで希望日と希望会場を聞き、接種日と会場を通知。アナフィラキシー歴や服薬の状態に応じて色の異なるリストバンドを巻き、問診・接種をスムーズに行っている。余剰ワクチンは在宅患者、高齢者施設入所者へ調査を行った上で割り振り、現在までに余剰ワクチンの廃棄はゼロ、6月27日には高齢者の接種を終了する予定である。
2.伊予医師会では、予診ブースと接種ブースを1つにしたため、高齢者が移動する必要がなく、医療従事者が移動することで、時間のロスもなく、少ない医療従事者で効率よく接種に取り組めている。
この他、保管や希釈などで品質が保たれていない可能性があるワクチンを廃棄したことが「ミス」として報道されたため、接種の担い手が高いストレスにさらされているとして、「ワクチンの取り扱いについては、万全の注意が払われているが、細心の注意を払いながらも起こり得る事象がある。配慮ある報道をお願いしたい」と強調。
(ちなみに、好事例には当医師会の当地での事例を挙げていただきました)
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